機内から見えたのは、夕日に照らされた城ヶ島と久里浜。むかーし、よく嫁さんとドライブした場所だけど、こんな角度で見たのは初めてだった。木曜日の午後は休診なので、急患がなければ、「万障お繰り合わせ」の都内での夕方の会合に午前中の診察終了後に出席し、その夜に北九州空港経由で小野田に帰宅することもできる。ただし、これはちょっとハードであった。
航空機に搭乗するたびに、万一よりもさらに低い確率で発生するリスクを回避するために機体を整備し、よく訓練されているのだろうと思い、勝手に感心している。そう思わないと、安心して乗ってられない。きっと、旅客機を操縦するときの心境は、手術で執刀するときのそれと同じようなものだろう。